amCharts版の使い方
- マウスやタッチによって指定した日時での各ルームのポイントがポップアップ(ツールチップ)で表示されます。これにより、データをダウンロードしなくても各時点でのそれぞれのルームのポイントを知る事ができます(ポップアップ表示の形式については見辛いと思っているのですが、未調整です)。
- マウスやタッチによって矩形範囲を選択することで、でチャート上の任意の部分を拡大する事ができます(元に戻すには、右上にでる「-」アイコンをクリックします)。同様に、左側や下にあるスクロールバーの始点・終点をドラッグして表示範囲指定が可能です。さらに、始点・終点間のスクロールバーを上下や左右に移動することで表示範囲の移動(表示期間を固定したまま、始点・終点を移動)が可能です。
- 各ジャンル名をクリックする事で、そのジャンルをグラフ上に表示するか否かを切り替える事が出来ます。初期状態では全ジャンルを表示していますが、例えば「全ジャンル」と「ミュージック」のみを表示する事で、全体の中で「ミュージック」ジャンルの配信者数がどの位の値を占めるのか、推移を見る事が出来ます。
- 右上の「↓」のようなアイコンのメニューから、画像やデータをダウンロードできます。ダウンロード形式は png や csv だけでなく、pdf 等でも可能です(詳細部分は未調整です)。
難点・現在わかっている問題点
- 上述の通り、ポップアップ表示が煩い感じで見辛いので、調整したい…。凡例に値を表示する方法もあるのですが、その場合、グラフに最新データが追加された時に最新データが表示されない/カーソル位置のデータではなく最新データが表示される、の何れかになり、どちらを選択しても一定数の方に違和感があると思われて…。
- タッチ対応デバイスで使っていると、ジャンル名のタップで意図しないズームアップが行われてしまう(初代 iPhone SE の Safariで確認)。暫定対応としてタッチ対応デバイスの場合のみ、縦スクロールバーの更に左側にチャート画像自体を上下にスクロールする事ができるボタンをフラップするようにしたが、やはり使い辛い…。
- 時間軸に表示する日時表示がなかなか意図した通りにならない。表示期間をかえるとグリッド線の直下に表示されたりグリッド線と線の中央に表示されたりする(線直下に表示で固定したいのだけれどできない。また、日時の表示フォーマットも表示期間によって勝手に変わってしまう(顕著なのがスクロールバーの始点・終点にカーソルを置いた時のポップアップで表示される、始点や終点の日時表示。ここは YYYY/mm/dd HH:MM:SS の様に固定したいのに、やはり勝手に変わってしまう)。)
- 凡例表示部分の柔軟性が乏しい。イベント用の amChart 版を作成中なのですが、凡例を順位順に表示しようとすると、グラフ自体の順番が変わってしまうので、毎回グラフ再作成になる(現在のgnuplot版でも順位変動で色が変わるのは同じなのですが、amCharts の利点は全体読込をしないでデータの逐時追加・削除ができる事だと思うので…順位変動で色が変わるのは不自然。なので、凡例の表示だけ順番を変えたいのですが…一ルームずつラベルにするしか無い?)。
- データの読込が意外に遅い。データ数が増えると極端に遅くなる。これについてはデータ数を制限するしかなさそう(なのでMonthlyやYearlyは非対応。間引きするなら MRTG と変わらないので)。